朝鮮代表、国連人権委で日本を追求 過去の罪認め謝罪と補償を |
「独島」問題にも言及、「領土拡張の野望」と非難 ジュネーブ発の報道によると、14日から始まった国連人権委員会第61回会議で朝鮮代表が、日本が朝鮮に対して過去に犯した犯罪の法的責任を認め、誠実な謝罪と補償を行うことを強く求めた。 21日、議題6(人種差別)に関する討論の場で演説した朝鮮代表は、「今日に至るまで日本政府は過去の犯罪に対する責任を認めてこなかった」と指摘し、自らの過去を反省せずに正当化している態度を非難した。 また「独島問題」についても言及し、独島に対する日本の「領有権」主張は「不当」だと非難。日本側の主張は、領土拡張への野望の表れであり、朝鮮の主権に対する侵害であると批判した。また、この問題が単なる領土問題にとどまらず、日本が過去の人権侵害を未だに清算せずに新たな人権蹂躙を犯している実例であると指摘した。 朝鮮側の主張の後、日本側が発言。それを受け朝鮮側が再反論するなど、双方とも反論権を行使し2回ずつ発言を行った。 [朝鮮新報 2005.3.26] |