愛知で朝・日体育人新春懇親会 善隣友好の先頭に |
愛知県体育協会の朴秀成会長はあいさつで、朝・日関係は政治的にいろいろと難しいが、それを乗り越え体育人らは善隣友好の先頭に立ち、ワールドカップアジア最終予選を通じて友好親善のきっかけを作ろうと述べた。 つづいて祝賀あいさつをした体連の鄭元海会長は、同協会が厳しい情勢のなか、毎年懇親会を行っていることについて評価したいと述べた。愛知県サッカー協会の赤尾協美会長代理は、長い交流の伝統を持つサッカーをもっと発展させ、とくにワールドカップアジア最終予選を通じて両国間の友好親善を深めていけることを願っていると述べた。 会では、今季、Jリーグのアルビレックス新潟から名古屋グランパスエイトに移籍した安英学選手と同胞プロゴルファーの白佳和選手が紹介され、参加者らと交流を深めた。 オモニバレーボール協会会長の鄭仙玉さん(68)は、「例年に比べ多くの人たちが集まりとても雰囲気がよかった。愛知のスポーツ事業が着実に発展していることを実感した」と語った。 名西軟式野球連盟の佐藤一弘会長(48)は、「長い間、総聯愛知野球団と交流してきただけに、在日朝鮮人の置かれた状況の厳しさはよくわかる。しかし、このような集いに何度も参加しながら、関係者らの力にとても感心する。これからも関係を深めて交流と親善を強めていきたい」と話していた。【愛知県商工会】 [朝鮮新報 2005.3.17] |