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日朝友好埼玉県民会議 比企支部 新春の集い

 日朝友好連帯埼玉県民会議比企支部が主催する第33回日朝友好デー・新春の集いが2月11日、埼玉県比企郡の小川町民会館で行われた。

 集いでは日本人約70人が参加し、「キムチ講習」が行われた。参加者たちは、日本人講師の説明を聞き、和やかな雰囲気の中で作業を行った。この日作ったキムチのパック320個はすぐに完売した。

 県民会議比企支部の青木郁治さんは「キムチを漬ける作業を通じて朝鮮文化に触れることができた。このような活動を通じて真の友好親善関係が生まれる」と語った。

第13回総会も

 つづいて、県民会議比企支部第13回総会が行われ、昨年の総括と今年の活動について討議決定した。また、吉田昭次会長ら役員が選出された。

 来ひんとして招かれた総聯埼玉県本部の尹東煥副委員長もあいさつした。

 総会後、宴会が行われ、北関東朝鮮歌舞団が朝鮮の歌と踊り、日本の歌を披露した。

 家族全員で参加したある市議会議員は「毎年、この日を指折り数えて待っている。朝鮮の歌と踊りは本当に美しくて優雅。家族みんな、歌舞団のファンです」と感想を述べた。

 吉田会長は「情勢は厳しいが、例年より盛況だった。われわれはどんな困難があっても確信を持って日朝親善運動を発展させていく」と述べた。【埼玉支局】

[朝鮮新報 2005.3.16]