第7回アジア連帯会議 公開シンポジウム 戦後60年、「慰安婦」問題の解決を |
第7回日本軍「慰安婦」問題アジア連帯会議公開シンポジウム「戦後60年、『慰安婦』問題の解決に向けて!」(主催=同実行委員会)が13日、東京都千代田区の韓国YMCAアジア青少年センターで開かれた。 約200人が参加したシンポでは、台湾、フィリピン、南朝鮮から来日した被害女性らが、被害の実態と日本政府への思いについて発言。「賠償はいらない、1番欲しいのは日本政府が出てきてきちんと謝ること。そしてそれを世界に知らせること」と涙ながらに訴えた。 シンポジウムでは、チョン・スクチャ(韓国挺身隊問題対策協議会代表)、西野瑠美子(VAWW−NETジャパン共同代表)、申惠丰(青山学院大学法学部教授)、山田勝彦(中国人「慰安婦」裁判・弁護士)、勝木一郎(岡崎トミ子参議院議員秘書)さんらがパネリストとして出演。過去史の清算運動や、政治家による記憶の改ざん問題、人権侵害の救済と国際法などについて語った。また、日本政府に国連人権機関の勧告実施を求める国際署名運動の展開などを盛り込んだ決議文も採択された。 [朝鮮新報 2005.2.22] |