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山口・宇部 長生炭鉱犠牲者追悼式 朝鮮人の遺骨130柱放置のまま

 山口県宇部市西岐波の海底炭鉱、長生炭鉱に強制連行され、1942年2月、水没事故で犠牲になった朝鮮人130数人の追悼式が1月29日、事故現場の海岸で行われた。

 追悼式は、92年に地元の有志らで結成された「長生炭鉱の『水非常』を歴史に刻む会」(山口武信代表)らが毎年、南側の遺族会を招請して行ってきた。

 式には遺族会の金享洙会長ら10人をはじめ同胞、日本人ら約100人が参加。朝鮮式の祭祀のあと、海に献花した。

 日本政府は、事故から63年たった今も犠牲者の遺骨調査、収集もせず、放置したままだ。金会長らは、南朝鮮で1日から申請受け付けが始まった「日帝強制占領下強制動員被害」の申告を行う。【山口県朝鮮人強制連行真相調査団】

[朝鮮新報 2005.2.19]