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モスクワで国際高統連創立15周年記念報告会 総連代表団が参加し祝賀

 国際高麗人統一連合会(国際高統連)創立15周年記念報告大会が昨年12月18日、ロシアのモスクワで行われた。

 大会には、国際高統連のリ・ドンチョル委員長と各副委員長、事務局長、女性会、経済人協会の各委員長、ロシア、カザフスタン、ウクライナの高統連委員長と副委員長、同胞企業家、各階層の同胞が参加した。

 また在日本朝鮮人総連合会の梁守政副議長、在中朝鮮人総連合会の楊永東議長、在オーストラリア同胞全国連合会のキム・ウンシル会長、在米同胞全国連合会のユン・ギルサン事務総長らが参加した。

 国際高統連のソク・ミョンソン名誉委員長は報告で、国際高統連がその創立を宣言した後の15年間、同胞の間で民族的伝統を蘇らせ、朝鮮の平和統一実現に積極的に貢献するための活動を活発に行ってきたことに言及し、同団体に提起された課題に言及した。

 また、国際高統連は金正日総書記が行う先軍政治を全面的に支持、賛同すると強調した。そして、2005年は祖国解放60周年、北南共同宣言発表5周年にあたる意義深い年であると述べ、「わが民族同士」の理念のもとに北、南、海外が団結して南朝鮮から米軍を追い出し、祖国統一の新しい章を開いていこうと呼びかけた。

 大会では、多数の同胞団体の活動家が祝賀演説をした。

 大会では、「海外朝鮮人同胞組織と同胞に送るアピール」が採択された。

 総連代表団によると、参加者らは総連の愛族愛国運動に対して感嘆し、自らも在日同胞のように朝鮮民族の誇りを持って祖国と民族のために奮闘していくと語っていた。

 16日にモスクワ入りした総連代表団は、ロシアをはじめとする独立国家共同体の国家在住の同胞らと交流し、23日に日本に帰った。

世界海外同胞経済人連合会結成

 一方、世界海外同胞経済人連合会が昨年12月18日、モスクワで結成された。

 同日、各国に在住する同胞企業家の参加のもと、結成式が行われた。

 結成式では、世界海外同胞経済人連合会の委員長に国際高統連経済人協会の委員長が選出された。

[朝鮮新報 2005.1.6]