１５日発朝鮮中央通信によると、朝鮮労働党創建と祖国解放６０周年慶祝国家美術展覧会、新年の共同社説貫徹のためのポスター展覧会をはじめ、今年催された美術展覧会に出品された美術作品のうち、９０余点が国宝に登録された。

　そのうち代表作は朝鮮画「白頭山の偉大な統帥者」「１０月の歓喜」「朝鮮が見える」「前線への道に響く鐘の音」「東寧県省での凱歌」など、白頭山３大将軍の姿を形象した２０余件の作品。金日成主席の回顧録「世紀とともに」に記された人物を描いた油絵「国内政治工作員の呉仲和同志」をはじめ、朝鮮画「息子の写真」「滝」、彫刻「烈士安重根」、油絵「勝利」、版画「放牧地の朝」、陶磁工芸「オオヤマレンゲとアヒル装飾花瓶」、朝鮮宝石画「普通門の秋」、アクリル画「青空」など６０余点も芸術性が高く、情緒豊かな作品だ。

　また、非転向長期囚たちが創作した書道「一つ」「わが民族同士」などもある。

［朝鮮新報 2005.12.22］