朝鮮科学技術総連盟の主催により、第１回全国経絡学術討論会が１１月２９日から３０日まで高麗医学科学院で行われた。

　この数年間、各地では党の科学重視思想と人民保健医療政策を体して、朝鮮民族の優秀な伝統医学である高麗医学をさらに発展させるうえで重要な問題の一つである経絡の研究が活発に行われている。

　高麗医学科学院、平壌医科大学、姜健沙里院医科大学、平城医科大学など各地の科学研究機関、教育機関、保健医療機関の研究者、医師、教員が参加した今回の学術討論会には、５０余件の研究論文が提出された。

　各討論者は、経絡理論を科学的に解明し、臨床実践に導入する過程で収めたさまざまな科学研究成果について指摘した。

　討論会では、経絡理論を主体的に定立して科学化することに寄与した論文が高く評価された。閉幕式では、優れた論文を発表した参加者に証書が授与され、当該の授賞が行われた。

※経絡＝東洋医学で、ツボとツボを結びつらねる道。経は動脈、絡は静脈の意

［朝鮮新報 2005.12.8］