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「先軍時代の経済思想解説」出版

 平壌16日発朝鮮中央通信によると、図書「わが党の先軍時代の経済思想解説」が朝鮮労働党出版社から出版された。

 7章27節で構成された本書は、金正日総書記が示した独創的な先軍時代の経済思想を総合的に解説している。

 まず、総書記が社会主義経済強国の建設を先軍時代における経済建設の総体的目標として示し、国防工業を優先的に発展させつつ軽工業と農業を同時に発展させるという戦略的路線を新たに明らかにしたことについて記述している。

 また、科学技術重視を強盛大国建設の3大柱の一つとして掲げ、科学技術重視路線を貫徹する基礎のうえで情報産業時代の要求に合わせて人民経済を現代化、情報化することについて明らかにした総書記の思想を具体的に解説している。

 さらに、経済構造を実利が最大限保たれるよう改善して経済を活性化し、国の物質的、技術的基盤を打ち固め、人民生活を向上させる問題、労働の量と質による分配を徹底する一方、無償治療、無料教育をはじめ社会的施策を正しく実施して、実生活を通じて勤労者に社会主義制度の優位性を体得させることについて解説している。

 国土管理を改善して国の姿を一新させるための課題と方途も明らかにしている。また、先進科学技術を積極的に導入するなど、対外経済関係を発展させることについて、党が社会主義経済管理において種子(物事の中核という意味)問題を新たに提起し、それに対する科学的な解明を与えたことは、社会主義経済理論の発展において新たな境地を切り開き、経済強国建設の揺るぎない保証をもたらした業績になることについて記述している。

 本書は、総書記が示した経済思想が先軍時代における社会主義経済発展の合法則的要求と科学技術時代、情報産業時代の要求に合致する独創的で科学的な経済思想であり、人民大衆の要求とわが国の具体的な条件に合わせて経済問題を解決していく方途を明らかにした経済思想であることを事実資料と結びつけて解説している。

[朝鮮新報 2005.11.26]