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〈論調〉 分裂勢力粉砕すれば統一運動に効果

 外部勢力とそれに追従する南朝鮮の親米保守勢力の反統一攻勢に断固と対処できない場合、北南関係はまたしても停滞の状態に陥り、祖国統一運動も取り返しのつかない重大な試練と難関に直面する恐れがある。

 統一運動が実際に効果を現すには、統一に寄与する運動、内外の分裂主義勢力の策動を粉砕する積極的な運動になるべきである。

 祖国統一をめざす朝鮮民族の闘争伝統と気質から見ても、民族の団結と統一に対する同胞の熱烈な志向から見ても、こんにち祖国統一運動は当然、和解と団結を拒み、北南対決を追求する者に反対する民族挙げての闘争で一貫されるべきであり、またその過程を通じて統一運動自体も活性化することができる。

 6.15共同宣言は、朝鮮民族の統一運動を思想と理念、政見と信教の差を超えて民族の団結と統一を志向する汎民族的な愛国運動に転換させた。

 祖国統一運動が全民族の志向と意志を代表する民族挙げての愛国運動に発展し、それに北、南、海外の広範な人民が参加しているのは、統一愛国勢力と反統一売国勢力間の先鋭な対決構図のなかで統一愛国勢力に有利な条件をもたらしている。(労働新聞9日付論説)

[朝鮮新報 2005.11.20]