〈論調〉 新駐韓大使赴任に 南を統制する狙い
このほど南朝鮮駐在米国大使としてバーシュボウが赴任した。
米国務省内の「序列」で上位にある「強硬派の大物」と知られているバーシュボウがこのポストについた裏には、昇進などの大きな保証を取り付けたと内外の世論が分析するのは理由なきことではない。
また、バーシュボウの経歴と動向からして、彼が南朝鮮を米国の統制から逃れないようにしっかり掌握し、自国の対朝鮮敵視政策執行へ駆り出そうとするのは明白である。
そして、おそらく米政府もまさに、それを狙ってバーシュボウを南朝鮮駐在米国大使として派遣したのだろう。
南朝鮮駐在米国大使が日帝植民地支配時期の「総督」同様であるというのは公認された事実である。実際、米国は今まで南朝鮮にある米国大使館を拠点にして自国の対朝鮮支配政策を現地で推し進めた。
また、米国大使館を通じて人々の高まる反米、自主化闘争気運を抑え、南朝鮮を自国の植民地として掌握しようとする米国の下心には少しも変わりがない。
米国がいくら大物を大使として派遣しても、米軍の南朝鮮占領に終止符を打とうとする朝鮮民族の闘争を阻むことはできない。(民主朝鮮8日付)
[朝鮮新報 2005.11.18]