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人民文化宮殿で民俗料理品評会

 全国民俗料理品評会が20日、平壌の人民文化宮殿で行われた。

 朝鮮料理協会の各道(直轄市)地域協会と平壌市人民奉仕指導局部門協会、内閣対外奉仕局部門協会をはじめ50の団体が参加した品評会場には民俗料理と模範料理などが展示された。

 ヤクパプ(薬飯=栗やナツメなどの乾果を蜂蜜と混ぜて炊いた飯)、神仙炉、肉料理など8種340余点の料理が展示された民俗料理部門では、清流館と蒼光奉仕管理局が出した神仙炉と豆料理が民俗的色彩の濃いものとして異彩を放った。

 ジャガイモ料理、麺料理、タンゴギ(犬肉)料理など7種150余点が出品された模範料理では、民俗料理を発展させた新しい調理法による新しいメニューが関心を集めた。

 とくに、解放山ホテルで準備した桔梗、大根、唐辛子などの野菜の漬物は冬季料理の品数を豊富にするうえでの新しい可能性を示した。

 普通江ホテルでは、健康に良いトウガンをキムチ、トウガンホタテスープ、トウガン鶏肉スープなど20余点の特色ある料理に仕上げて人気を博した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.10.29]