朝鮮国防委員会委員長で朝鮮人民軍最高司令官の金正日総書記は、朝鮮労働党中央委員会政治局委員候補で国防委員会副委員長の延亨黙氏の死去に際し２３日、故人の柩を訪れ深い哀悼の意を表した。

故人の霊柩は愛国烈士陵に安置された [朝鮮中央通信=朝鮮通信]

　総書記は追悼曲が流れるなか、同行した幹部たちとともに延亨黙氏を追慕して黙とうし、故人の柩を見て回った。続いて、故人の遺族、親せきと会い、温かく慰めた。

　最高人民会議常任委員会の金永南委員長、国防委員会第１副委員長の趙明禄・朝鮮人民軍総政治局長（次帥）、朴奉珠総理、国防委員会委員の金鎰�武l民武力部長（次帥）、同全秉浩・党書記、同李勇武副委員長（次帥）がともに参加した。

　同日、金正日総書記は故人の霊前に花輪を送った。

　朝鮮労働党中央委員会と朝鮮国防委員会が２２日に発表した訃告によると、延亨黙氏は不治の病により、２００５年１０月２２日午後１２時１０分、７３歳を一期に惜しくも死去した。

　延亨黙氏の葬儀は２４日、平壌で国葬として執り行われた。趙明禄、金永南、朴奉珠の諸氏をはじめ国家葬儀委員会のメンバーと関係者、朝鮮人民軍将官、軍官、故人の遺族、親せきが葬儀に参列した。

　午前８時、追悼曲が流れるなか、故人の棺が出棺された。

　霊柩車は平壌市郊外にある愛国烈士陵に到着。現地で永訣式が執り行われた。

　愛国歌の奏楽後、国防委員会委員で人民武力部長の金鎰�普E朝鮮人民軍次帥が哀悼の辞をのべた。

　追悼曲が奏楽され、弔銃が響くなか、故人の霊柩が墓地に安置された。

　党、武力機関、政権機関などの幹部らが２３日、故人の柩を訪れて哀悼の意を表した。

　同日、駐朝外交団と国際機構の代表、海外同胞が故人の柩を訪れて弔意を表した。（朝鮮通信）

［朝鮮新報 2005.10.27］