〈朝鮮労働党創建60周年〉 慶祝中央報告大会 金永南委員長の報告 先軍思想、変わりなく堅持 |
9日に平壌のメーデー・スタジアムで行われた朝鮮労働党創建60周年慶祝中央報告大会での金永南・最高人民会議常任委委員長(朝鮮労働党政治局委員)の報告要旨は次のとおり。 チュチェ思想が指導思想
朝鮮労働党は、金日成主席がチュチェ思想を創始し、その旗じるしのもとに長期間、抗日革命闘争を繰り広げる過程で直接築いた組織的、思想的基礎に基づき創建された党である。 チュチェ思想は、朝鮮労働党の揺るぎない指導思想であり、党と革命の勝利の旗じるしである。主席は、チュチェ思想に基づいて現時代の革命的党建設の根本原理と原則、方途を新しく明らかにした党建設思想と理論を示し、それを実現するたたかいを賢明に導いた。 朝鮮労働党は、チュチェの党建設思想を具現して革命の開拓者であり、党の創立者である領袖の思想と指導の唯一性と継承性を輝かしく実現した革命的党である。 わが党は、党の唯一思想体系と唯一的指導体系を確立することを党の建設と活動の根本原則とし、それを貫徹するため粘り強くたたかった。この深刻な闘争を通じてわが党は、革命に莫大なへい害を及ぼしたあらゆる異質な思想と分派的要素を一掃し、党隊列の思想的、意志的および道徳的信義の統一団結と純潔性を保ち、党の偉業を継承、完成することのできる強固な土台を築いた。 党は、人民大衆中心のチュチェ思想の原理から出発して広範な勤労人民の先進分子を網羅する大衆的党を建設し、大衆路線を貫徹して党旗にハンマー、鎌とともに筆を刻む新しい党建設経験を創造した。 党が革命の主体である人民大衆と血縁的つながりを結び、大衆のなかに深く根を下ろした勤労人民の大衆的党に強化、発展したのは、党建設において起こった画期的な出来事であった。 思想、指導の継承性実現 先軍思想は、朝鮮労働党が歴史の全路程において変わることなく堅持してきた旗じるしである。 金日成主席は、早くから朝鮮革命の開拓期に革命の銃の上に革命偉業の勝利があり、国と民族の自主独立も繁栄もあるというチュチェの革命原理をせん明し、先軍思想を示した。 党が先軍思想と先軍意志、人民軍の政治的、思想的風ぼうを体現した先軍革命の威力ある指導的力量として打ち固められたのは、党と革命の不敗性を力強く保証する貴重な成果となる。 領袖の思想と指導の唯一性と継承性が確固と実現された党、人民の利益を革命の最高原則とし、人民のために忠実に奉仕する党、革命の銃を優先させて国の自主権を守り、祖国の繁栄を成し遂げていく党として強化、発展したところに、金日成主席と金正日総書記の指導のもとに成長したこんにちの朝鮮労働党の真の姿があり、百勝の威力と高い尊厳がある。 とくに、最も厳しい試練の時期であったこの10余年間、革命と建設において思想重視路線と団結の政治路線、先軍革命路線を堅持してわが社会の統一団結を領袖中心の同志愛に基づいた全党、全軍、全民の一心団結に強化、発展させて革命の政治的、思想的基盤を強化し、全軍をチュチェ思想化するたたかいで収めた成果に基づいて人民軍を政治的、思想的に、軍事技術的にしっかり準備された革命強兵に育成することにより、われわれの軍事的基盤を鉄壁のように打ち固めた。 党は、民族自主思想を具現して祖国統一偉業の遂行において転換的局面を切り開き、自主的な対外政策で国の対外関係と朝鮮革命の国際的連帯をかつてなく拡大、強化した。 強盛大国建設を推し進め こんにち、われわれの前には党の指導に忠実に従い、社会主義強盛大国建設を推し進め、祖国の自主的統一を早め、チュチェ偉業、先軍偉業の最終的勝利を成し遂げるべき歴史的任務が提起されている。 われわれは、金日成主席を党と人民の永遠なる領袖として仰ぎ続け、主席の党建設思想と業績を限りなく輝かせ、党の唯一的指導体系をさらにしっかり確立すべきである。 党と革命隊伍の一心団結は革命の大本である。われわれは全党、全軍、全民が、革命的同志愛に基づいて固く団結して朝鮮革命隊伍の威力をあらゆる面から強化しなければならない。 いかなる環境と状況のもとでも、朝鮮革命勝利の万能の宝剣である党の先軍政治をしっかり具現して人民軍を強化し、国防工業を発展させることに引き続き優先的な力を入れて朝鮮革命の軍事的基盤を鉄壁のように打ち固めるべきである。 経済建設を力強く推し進め、社会主義建設の各部門で高揚を起こして強盛大国の高峰を一日も早く極めなければならない。 歴史的な6.15北南共同宣言の旗じるしに従って民族自主、反戦平和、統一愛国の3大共助を実現し、自主的かつ繁栄する統一強国をうちたてるであろう。 自主、平和、親善の対外政策的理念のもとに自主性を擁護する各国の人民と固く団結して世界の平和と安全を断固と守り、自主的かつ平和で友好的な新しい世界を建設するため力強くたたかうであろう。(朝鮮通信、中見出しは編集部) [朝鮮新報 2005.10.15] |