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米国の南占領60年 平壌市で糾弾集会

 米国の南朝鮮占領60年を迎え、南朝鮮に対する米国の軍事的占領と植民地支配を断罪、糾弾する平壌市民集会が7日に行われた。

 米侵略船「シャーマン」号撃沈記念碑のある大同江のほとりで行われた集会には、首都の各階層の勤労者と青年学生が参加した。

 平壌市人民委員会の梁万吉委員長は報告で、久しい前から朝鮮に対する侵略野望の実現に狂奔してきた米帝は1945年9月8日、「解放者」の仮面をかぶって南朝鮮を不法占領したその日から南朝鮮人民の初歩的な自由と民主主義を踏みにじり、植民地隷属化政策と民族永久分裂策動を追求しながら前代未聞の植民地ファッショ統治を実施したと指摘した。

 報告者は、朝鮮民族の統一悲願を踏みにじり、国の統一を阻んできた米帝が占領期間、祖国統一をめざす朝鮮人民の闘争をあらゆる面から妨げ、こんにちは6.15共同宣言の旗じるしのもとに行われている民族同士の協力事業をことごとく妨害しながら時代錯誤の対朝鮮敵視策動に狂奔していることに言及した。

 また、米軍が南朝鮮に駐留しているかぎり、朝鮮民族の統一偉業は絶対に実現できず、朝鮮半島で戦争の危険も解消されないとし、南朝鮮占領米軍は侵略と戦争の温床、南朝鮮社会の自主的発展を阻み、朝鮮の統一を妨げている最大の障害物であると指摘した。

 さらに、全朝鮮人民は60年間も持続している米帝の南朝鮮占領に一日も早く終止符を打ち、6.15共同宣言の旗じるしのもと、民族同士が力を合わせて祖国統一偉業を必ず成就するだろうと強調した。

 大会には、朝鮮労働党の金仲麟書記と朝鮮社会民主党の金永大委員長、祖国統一民主主義戦線の康蓮鶴議長、祖国平和統一委員会の安京浩書記局長らが参加した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.9.13]