自然環境保護と保護区管理改善のための全国科学技術討論会が８月３１日、平壌の人民大学習堂で行われた。

　朝鮮自然保護連盟が主催した討論会の参加者は３０余件の科学技術成果と経験を発表した。

　討論会では、全国の樹林化、園林化とその保護管理、山火事防止と効果的な害虫駆除、工業廃棄物の再利用と浄化、水資源の合理的な利用と管理、土地資源の保護と管理、土壌の浸蝕防止と地力を高める方途、水路工事による周辺の生態環境の変化とその保護、生態保護農業技術などに関する研究論文が発表された。

　また、自然保護区の設定と管理、生物の多様性の実態に対する評価と危機および珍しい種の保護、生態環境の保護と教育、大衆宣伝教育活動で収めた研究成果が紹介された。

　討論会には、全国の生態、自然環境保護部門の活動家と科学者、技術者が参加した。また、優れた論文を発表した参加者への授賞が行われた。（朝鮮通信）

［朝鮮新報 2005.9.11］