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民主労働党代表団が訪北 社会民主党代表団と会談 民族共助と連帯強化を

 朝鮮社会民主党代表団と南朝鮮の民主労働党代表団間の会談が25日、平壌の人民文化宮殿で行われた。

 会談には、北側から金永大委員長を団長とする朝鮮社会民主党の活動家、南側から金恵敬代表を団長とする民主労働党代表団メンバーが参加した。

 会談で双方は、祖国統一のために両党間の連帯、協力関係を発展させることについてと、相互の関心事となる諸問題について意見を交換した。

 一方、最高人民会議常任委員会の金永南委員長は25日、平壌の万寿台議事堂で、金恵敬代表を団長とする南朝鮮の民主労働党代表団と会見した。朝鮮社会民主党の文炳禄副委員長と関係者が同席した。

6.15時代政党の役割討論会

 6.15時代政党の役割に関する討論会が26日、平壌の人民文化宮殿で行われた。金永大委員長をはじめとする朝鮮社会民主党の活動家、訪北した民主労働党代表団メンバーが参加した。

 金委員長と民主労働党の金代表が開会発言をした。

 彼らは、祖国解放60周年と歴史的な6.15共同宣言発表5周年にあたる意義深い年に朝鮮社会民主党と民主労働党がともに討論会を行うことは大きな意義があるとしながら、共同宣言を支持し実践していくうえで提起される問題を深く論じ合うことで、民族共助と連帯、協力を強化できる共同の基礎を整えるのに寄与することを願うと述べた。

 続いて、「祖国統一は北南政党の最優先かつ共通の課題」「6.15共同宣言の実践において両党間の連帯と交流協力の意味」「3大共助実現はわが民族統一のための切迫した要求」「民族共助は南北政党政治家の役割」などのテーマで討論が行われた。

 討論に参加した人々は、外勢によって分裂の苦痛と不幸を被っているこんにち、祖国統一は北南政党が民族の前に担った最優先の愛国偉業であるとしながら、「わが民族同士」の理念のもと、3大共助を実現するために両党間の連携を強化していかなければならないと強調した。

 そして、今回の討論会が統一愛国偉業のために、両党がより積極的な連帯と協力を繰り広げるうえで重要な契機になるとの確信を表明しながら、北と南の全政党、団体が自主的平和統一のための全民族的共助に立ち上がるよう呼びかけた。

 金恵敬代表を団長とする南朝鮮の民主労働党代表団は朝鮮社会民主党の招きにより、23日、平壌に到着。27日に出発した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.8.30]