平壌で歴史学者たちの学術討論会 |
浮島丸爆沈事件60年と関連した歴史学者たちの学術討論会が23日、平壌の社会科学院で行われた。 テ・ヒョンチョル院長ら関係部門の活動家、平壌市内の社会科学部門、大学の教員、研究士らが参加した。 討論会では、「浮島丸事件発生の社会的背景」「浮島丸爆沈事件は日帝による計画的で意図的な謀略の産物」「浮島丸乗船者に行った日帝の反人倫的犯罪行為」「浮島丸爆沈犠牲者規模に対する日本当局の歪曲策動」「浮島丸爆沈事件に対する日本の法的責任」などをテーマに、金日成総合大学、社会科学院などの博士、研究士らが討論に参加した。 討論者たちは、浮島丸爆沈事件は日帝によって組織的に行われた反人倫的で民族排他的な朝鮮人大虐殺事件であった点について、具体的な歴史的事実資料を挙げながら論証した。 討論者たちは、日本政府が事後処理においても事件に対する真相調査をまったく行わず、関連資料を公開するようにとの生存者たちの要求も全面的に黙殺し、事実を徹底的に隠蔽しただけでなく、生存者の控訴を棄却し、被害者に対する補償を行っていないなど、いまでも非人道的態度をとっていると述べた。 討論者たちは、百年の宿敵である日本がすべての過去犯罪に対して徹底的に謝罪し補償するまで、最後までたたかうと強調した。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2005.8.27] |