平壌で朝鮮統一支持世界大会 国際的に連帯の拡大を宣言 |
【平壌発=李相英記者】朝鮮解放60周年に際し、「朝鮮の自主的平和統一支持世界大会」が13日から14日まで平壌で行われた。
「朝鮮の統一と平和のための国際連絡委員会」「世界の人民との連帯・朝鮮委員会」、各国の親善・連帯団体の共同主催で行われた世界大会には、40あまりの国と地域から約200人の代表らが参加した。 世界大会では、6.15北南共同宣言の支持、米国の対朝鮮敵視政策の終結、朝鮮半島の自主的平和統一のための国際的連帯運動の拡大など、朝鮮の統一を実現するためのさまざまな問題が討議された。 参加者らは今日朝鮮の統一問題の解決が持つ意義と切実性を一致して認識し、朝鮮の統一を支持する連帯活動をより力強く繰り広げていくことを確認した。
大会では決議文が採択された。 決議文は、国際民主団体と各国の親善、連帯団体が統一の里程標である北南共同宣言を履行するための朝鮮人民のたたかいを積極的に支持する活動を力強く繰り広げることを宣言した。 決議文はまた、南朝鮮から米軍を撤退させ米国の朝鮮でのすべての犯罪行為に対する謝罪と補償を要求する運動を展開することを訴え、米国の対朝鮮敵視政策を終わらせ朝鮮半島の平和を脅かす戦争挑発策動に反対するたたかいを行っていくことを確認した。 決議文は朝鮮の先軍政治を支持し擁護する運動を国際的に広げていくことを宣言した。 大会ではまた、国連事務総長に送る手紙と米国議会へ送る手紙が採択された。 参加者らは14日に「朝鮮の平和と統一のための国際大行進」と「朝鮮人民との連帯集会」を行った。16日には信川で「米国の朝鮮での犯罪行為を糾弾する国際集会」が行われ、糾弾文と「国連人権高等弁務官へ送る手紙」が採択された。 [朝鮮新報 2005.8.20] |