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日本の敗戦60年に際し、朝鮮職業総同盟などが談話

 祖国光復60周年と日本の敗戦60年に際して、朝鮮職業総同盟中央委員会スポークスマンは6日、談話を発表し、日本は敗戦60年目を迎える今日に至っても、過去の植民地統治を正当化し、その責任と清算を回避しようと執ように策動していることを非難した。

 談話は、朝鮮人強制連行問題を隠蔽し、「慰安婦」問題についても「ねつ造」だと騒ぎながら、過去の朝鮮侵略と植民地統治をわい曲し正当化する歴史教科書改悪策動も行っていると指摘。朝・日平壌宣言発表後も、これを誠実に履行する代わりに、米国の反朝鮮策動に便乗して「核問題」とともに「拉致問題」まで出して朝・日関係を極度に悪化させており、朝鮮の領土である独島まで強奪しようと画策していると述べた。

 さらに、こうした行為は謝罪と補償を回避し、憲法改正と軍事大国化へと世論を導くのに目的があるとして、「誠実な謝罪と補償が、自己のためにもよいことを知るべきだ」と主張した。

 金日成社会主義青年同盟中央委員会スポークスマン(8日)、朝鮮農業勤労者同盟中央委員会スポークスマン(10日)も同様の談話を発表した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.8.16]