北南の天道教徒ら共同宣言文発表 「反外勢、輔国安民運動」を展開 |
北と南の天道教徒と民族運動者は、米帝と日帝による「桂・タフト協定」締結100年になる7月29日から「乙巳5条約」ねつ造100年になる11月17日までを「反外部勢力、輔国安民運動」期間に宣布する集会を開き、平壌とソウルで共同宣言文を発表した。 29日付の共同宣言文は、天道教青友党と檀君民族統一協議会、天道教「東学民族統一会」と民族運動陣営総連合会の共同名義。 共同宣言文は、日本はその罪悪を犯した時から100年になるこんにちまで、わが同胞に侵略と占領、略奪に対する十分な謝罪と補償どころか、米国のひ護のもとに軍国化を推し進めており、この地への再侵略企図を露にしていると指摘した。 共同宣言文には次のような問題が強調されている。 「輔国安民」「広済蒼生」を目的とし、「斥洋斥倭」「除暴救民」を闘争スローガンとし、「同帰一体」「布徳天下」をその遂行方法としている天道教徒は、外部勢力に対するこみ上げる憎悪と憤激を抱いて今日、平壌とソウルで各民族運動団体の代表とともに帝国主義列強の罪過を断罪、糾弾する集会を開いた。 われわれは、7月29日から「乙巳5条約」ねつ造100年になる11月17日までを「反外部勢力、輔国安民運動」期間に宣布し、わが同胞の運命がまたしても外部勢力によってもてあそばれるのを決して許さないということを全世界に厳かに宣言する。 われわれは、民族第一の自負と誇りを抱いて「わが民族同士」の理念のもとに北と南の共助で民族の尊厳を守り、輝かすたたかいに積極的に決起するであろう。 われわれは、反日の愛国伝統を継いで北と南の共助で米国を後ろ盾にして、またしてもこの地を狙っている日帝の再侵略策動を粉砕するたたかいに力強く立ち上がるであろう。 わが民族は、日帝の敗北60年であると同時に、「乙巳5条約」ねつ造100年になる今年、日本から過去の犯罪に対する深い謝罪と補償、あわせてこんにちの再侵略野望に対する真の反省を必ず受け取るべきである。 わが天道教徒は、「輔国安民」「斥倭倡儀」の精神を生かして100年間の恨みを晴らすため、北と南が共同で反日闘争を果敢に繰り広げていくであろう。 われわれは、北と南の共助によって帝国主義の結託の所産であるわが領土での核戦争の危険を取り除き、この地の平和と統一を実現するたたかいをねばり強く繰り広げていくであろう。 7千万全民族は、6.15共同宣言の基本精神をしっかり守り、わが民族同士が力を合わせて国の平和と統一を成し遂げるため力強く決起しよう。 聖なる愛国運動に民族精神と思想で一致したわが民族の宗教家と民族運動団体のメンバーが先頭に立つことを固く決意する。 われわれは、われわれの「反外部勢力、輔国安民運動」が全民族の全幅的な支持と絶対的な呼応を受けるものと確信する。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2005.8.4] |