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白頭−漢拏 民族大行進 ソウルで発隊式 「わが民族同士を」アピール

 6.15共同宣言実践のための北、南、海外共同行事準備委員会南側委員会は3日、ソウル光化門で1600余人が参加して、白頭−漢拏民族統一大行進団発隊式を開き、6.15共同宣言実践と8.15民族大祝典成功のための統一熱気の拡散を誓い合った。

 大行進団は、民主労総、韓国労総、公務員労組などが参加した労働部門先鋒隊、全農が中心となった農民部門先鋒隊、汎青学連などの青年学生部門統一先鋒隊、女性民主労総、汎民連海外団体など社会団体統一先鋒隊で構成されている。

 行進団は、慶尚南道晋州市から出発する東軍「駐韓米軍撤収」と全羅南道木浦市から出発する西軍「わが民族同士」に分かれ、8月15日まで12泊13日の日程で行進する。

 6.15共同委員会南側委員会の白楽晴常任代表は、8.15統一行事で行われる白頭山と漢拏山の土と火を合わせる儀式のために、南北民族作家大会に参加した際、白頭山で聖火を採火したことを報告。「こう着状態にあった南北関係が、平壌で開かれた6.15行事を通じて解かれ、当局者の交渉が行われている状況。そういった中で、行進団を先頭に南側で開かれる8.15行事を成功させれば、南北関係は再び新たな跳躍を期待できる」と指摘した。

 白代表は、全国を歩き統一の熱気を集めるための旗を、東軍と西軍の各団長に授与。団長らは旗をなびかせながら、行進団の声援に応えた。

 東軍団長の6.15共同委員会南側委員会・青年学生本部のキム・イクソク常任代表は、「6.15行事の際、平壌市民が熱烈に歓迎してくれたように、8.15行事もソウルの各所を歓迎の人波で埋め尽くし行事を成功させよう」としながら、「一人の落伍者もなく、6.15共同宣言の意思と意味を刻み、全国各地に平和と統一の花を咲かせよう」とアピールした。

 汎青学連統一先鋒隊のキム・ヒラさん(朝鮮大)ら2人は出発に際し決意文を朗読。「全国各地を歩き6.15共同宣言の『わが民族同士』の理念をより広め、8.15民族大祝典の挙族的で盛大な成就のために先頭に立つ」ことを宣言した。

 また、「各種の南北交流と協力を強化し、民族の団結を実現するのに積極的に貢献し、いかなる外国勢力の干渉と民族分裂を助長させるさ細な行為も座視はしないだろう」「わが民族の一つになった力で核戦争の危険を除去し、平和な暮らしの土台を築くために積極的に立ち上がる」ことを誓った。最後に、「祖国統一運動の結晶体である6.15共同委員会を最先端に立って強化していく」ことを明らかにした。

[朝鮮新報 2005.8.4]