第3回軍事実務会談 宣伝手段除去など合意 |
北南将官級軍事会談合意書の履行問題に関する第3回軍事実務会談が20日、板門店南側地域で行われた。 会談には、人民武力部の兪英哲大佐を団長とする北側軍事実務代表団と国防部の文聖黙大領(大佐)を団長とする南側軍事実務代表団が参加した。 会談で北側団長は、今回の会談を既存の観念と方式から脱した新たな会談、軍事的緊張と対決を根源的になくすための会談にしてりっぱな結実をもたらすことによって、この場を注視している同胞に喜びを与えるべきだと述べた。 そして、民族の聖山である白頭山で第3回将官級軍事会談を開催することで双方が合意しただけに、その前に宣伝手段の除去をはじめすでに採択された将官級軍事会談の合意書をしっかり履行することによって課された責任と使命を全うすべきだと強調した。 双方は、▼前線中部から東部を包括する宣伝手段除去第3段階作業を7月25日に始め8月13日まで終える問題、▼西海上での衝突防止に向けた一連の措置を講じる問題、▼宣伝手段の除去を終えてそれを総括するための軍事実務会談を8月中旬頃に板門店北側地域で行う問題、▼第3回将官級軍事会談の手順上の問題などを討議し、当該の問題で合意した。 半世紀以上存続してきた軍事境界線地域の各種宣伝手段が意義深い祖国解放60周年を控えて完全に除去される道が開かれた。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2005.7.23] |