物資の交益増を予想 南浦に大型コンテナ埠頭 |
【平壌発=文・姜イルク、写真・盧琴順記者】朝鮮西海の海の玄関、南浦に大型コンテナ埠頭が新たに誕生する。南浦港から2キロ地点の大同江の上に浮かぶ埠頭(長さ300余メートル、幅40余メートル)が建設された。ここに起重機を設置し、現場を舗装する作業などが残っている。完工の予定は10月10日。これによって、大きなコンテナ船と小さなコンテナ船2隻が同時に出入りすることができるとともに、年間数十万個のコンテナを積荷できる。
同港で取り扱われるコンテナはそれほど多くなかったが、近年コンテナ輸送の比率が高まるにつれ、コンテナ埠頭の需要が高まり、2002年4月、建設に着手した。 陸海運省港湾水上運輸管理局のリ・ヨンセン局長は、最近南浦港には南朝鮮や米国、台湾の船までもが行き来していると述べながら、物資の交易は確実に増えており、今後も増えるだろうと予想する。そのうえで、南浦港の次には清津港、興南港の拡張工事が行われる予定だと語った。 [朝鮮新報 2005.7.22] |