平壌の3工場通常稼動 鳥インフルエンザ撃退 |
【平壌発=姜イルク記者】2、3月に平壌市内の3つの鶏工場で発生した鳥インフルエンザ。現在は完全に撃退されたと、農業省の獣医防疫局が明らかにした。
朝鮮では2月25日に下堂鶏工場、3月5日を前後した時期に万景台鶏工場と西浦鶏工場で鳥インフルエンザが発生した。これら工場では、3月1日から8日の間に全21万8千余羽が死んだり焼却されたり、埋められた。消毒をはじめとする防疫対策も立てた。 獣医防疫局のタク・ソンチュン部員(36)によると、人命被害はいっさいなく、その後、全国的にも鳥インフルエンザが発生したとの報告はないという。 今の時期には渡り鳥は飛んでこないが、全国の工場で警戒を怠らずにいる。 鳥インフルエンザが発生した3つの工場は、4月中旬から通常どおり稼動している。 [朝鮮新報 2005.7.15] |