全国民対策委 10日に「平澤大行進」 「米軍基地拡張必ず阻止」 |
136の市民団体で構成される「平澤米軍基地拡張阻止全国民対策委員会」は6月29日、記者会見を開き、7月10日に平澤で行われる「米軍基地拡張阻止、朝鮮半島戦争反対7.10平和大行進」に各界各層の賛同を訴えるアピール文を発表した。 この日、民主労総会議室で開かれた記者会見に先立ち、同委員会は代表者会議を開き、7.10平和大行進イベントに全力を尽くすことを決議し、アピール文を採択した。 アピール文は、「米国の軍事覇権戦略にのっとった平澤米軍基地拡張は、民族の自主権を蹂躙し朝鮮半島と東北アジアの平和を脅かし、統一に決定的な妨げとなることは明らかで、平澤住民の暮らしを脅かす事であるから、いかなる場合にも許されない」と表明した。 また、「7.10平澤大行進」を通じて「住民の暮らしと朝鮮半島の平和を破壊する平澤米軍基地の拡張を必ず阻止するとのわれわれの闘争意志を明らかに示すだろう」と声を高めた。 キム・ジテ常任共同代表は「過去3年間たたかいながら、その過程で団結しそれだけ精神的に武装している。住民のすべての準備はすでに終わった」としながら、「これからの課題は住民の力では及ばない部分を、各界各層の良心的な全勢力が力を合わせることで克服し、このたたかいを必ずや勝利に導くこと」だと指摘。「7.10平和大行進」がまさに「出発点になることに意味がある」と語った。 全国民衆連合のチョン・グヮンフン常任代表は代表者らに、「6.10抗争と同じように7月10日米軍を追い出す抗争にしよう」と訴えた。 10日の大行進を前に2日には文化祭が開かれた。6日には民主労総が決意大会を開く予定だ。 [朝鮮新報 2005.7.2] |