昨年5月以来約13カ月ぶり ソウルで閣僚級会談 「北南関係の分水嶺に」 |
【ソウル発=金志永、盧琴順記者】第15回北南閣僚級会談北側代表団(団長=権浩雄内閣責任参事)のための歓迎晩さん会が21日、会談場となるシェラトン・グランド・ウォーカーヒルホテルで開かれた。 南側首席代表の鄭東泳・統一部長官が演説し、6.15統一大祝典を通じて固まった互いの信頼が、今回の会談でより具体化され前進することを希望すると述べた。 北側団長の権内閣責任参事は、「北南関係の新たな分水嶺となる今回の会談で席を共にするようになったことをうれしく思う」として、「6.15共同宣言発表5周年の時に平壌で起きた激動の波が、今回のソウル会談につながり立派な成果を収めるものと期待する」と語った。 北側代表団はこの日午後、高麗航空機直行便で空路仁川国際空港に到着した。鄭長官がウォーカーヒルホテルで一行を出迎え、権団長らと歓談した。 北南閣僚級会談の開催は、昨年5月に第14回会談が平壌で開かれて以来約13カ月ぶり。会談は、6.15統一大祝典に当局代表団長として参加した鄭長官を金正日総書記が盧武鉉大統領の特使として会見した直後に開かれるだけに、内外の注目を集めている。会談は22日から24日までの日程。 [朝鮮新報 2005.6.23] |