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鄭長官らが語る総書記の印象 「明朗かっ達、決断力ある指導者」

 「金正日国防委員長(総書記)は明朗かっ達で決断力のある指導者であるとの印象を受けた。その場で解決しなければならない問題については直接決断を下し、指示もしてくれた。真しで率直な雰囲気だった。温かい雰囲気の中で対話した」。17日、ソウルの南北会談事務局で記者会見した鄭東泳・統一部長官は、盧武鉉大統領の特使として面談した金正日総書記の印象についてこう語った。

 また、南側代表団のための昼食会に参加した金玟河・元民主平和統一諮問会議首席副議長は18日、連合ニュースとの電話インタビューで、昼食会の場はつねに爆笑が起きるなど終始和気あいあいとした雰囲気で行われたと話した。金正日総書記の印象については、「たいへん率直でユーモアにあふれており、相手に気を使わせない」「数多くの内外指導者に会ったが、金委員長ほど飾り気のない指導者は珍しい」とし、「(金委員長の言葉に)気持ちがスッとした」と述べた。

 金元首席副議長によると、席上総書記は「南では爆弾酒が流行していると聞いている。誰かが南で仕入れ北で流行させている」「今日は(代表団一行が)飛行機に乗らなければならず、しかも昼時なので、爆弾酒は次にしましょう」と語ったという。

 また、鄭統一部長官について、「若い時から見てきたが、ハンサムだ。だが、(最近では)顔をしかめていることが多い」としながら、「しかし今日は、なぜこんなに表情がいいのでしょう」とジョークを飛ばしもしたという。

 総書記は盧武鉉大統領の口頭メッセージに対して、「とても肯定的に受け止めるてい」と述べたという。(聯合ニュース)

[朝鮮新報 2005.6.21]