金永南委員長 6.15南、海外準備委メンバーと面会 |
【平壌発=金志永記者】朝鮮最高人民会議常任委員会の金永南委員長は16日、万寿台議事堂で南側、海外側代表らと面会した。 金委員長は、白楽晴委員長をはじめとする6.15南側準備委員会メンバー、金守埴副委員長をはじめとする海外側準備委員会メンバーが民族共同の統一行事を成功裏に行うために傾けてきた努力を高く評価。代表ら一人ひとりと握手を交わし、労をねぎらった。 金委員長は今回の行事の意義について強調しながら、民間統一運動が広範な階層を網羅して6.15共同宣言の旗印のもと、統一運動をより高い段階へと発展させるよう願った。 また、過去5年間の統一運動の歴史は「わが民族同士」の理念を具現する時、いかなる難関が立ちはだかろうとも和解と団結の流れを作り出していけることを示すものだとしながら、南と海外の統一人士が今回の祝典の成果に基づき民族挙げての統一運動を繰り広げていくべきだと述べた。 当局代表団とも木蘭館で宴会
一方朝鮮中央通信によると、金永南委員長は16日、木蘭館で6.15共同宣言発表5周年記念民族統一大祝典に参加した鄭東泳・統一部長官を団長とする南側当局代表団と会見した。祖国平和統一委員会の金己男副委員長、北南閣僚級会談の権浩雄・北側団長、金容三鉄道相、金勇進教育相、金秀学保健相らが参加した。 金委員長は同日夕、木蘭館で南側当局代表団のための宴会を催した。 金己男副委員長は演説で、歴史的な平壌首脳の出逢いと6.15共同宣言をもたらし、「わが民族同士」の新たな歴史を切り開いた北南首脳の業績は民族史とともにすえ永く伝えられるとしながら、北南首脳の意思を深く刻み、民族共助で共同宣言を信義をもって実践していこうと指摘した。 鄭長官は、平壌首脳の出逢いが民族史の方向を変えた一大分水嶺であったとしながら、6.15共同宣言で示した道に沿って、南と北がわが民族自身の力で統一を達成できることを確信すると述べた。 [朝鮮新報 2005.6.18] |