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朝鮮中央通信 「週刊ポスト」の記事は政治謀略劇

 朝鮮中央通信は13日、「週刊ポスト」誌が英国情報部から「(横田)めぐみさん『生存写真』入手」などと、英国の名を挙げて朝鮮に対する謀略記事を書いたことと関連して論評を発表し、これを徐々に静まっている「拉致」世論に「活力」を吹き込み、英国情報部の「貫禄」を借りて国際社会に再び「拉致同情」の雰囲気をつくろうとする愚かな企図の所産と見なすとともに、良好に発展している朝英関係にくさびを打ち込み、遺骨鑑定問題の真相を覆い隠すために日本極右勢力がでっち上げた今一つの幼稚な政治謀略劇であると強調した。

 論評は、朝鮮の当該機関がこの記事の内容に関して、駐朝英国大使館に事実の有無を公式に確かめたところ、英国側はそれが事実ではないと回答したことに触れながら、日本の極右勢力は対朝鮮悪宣伝に狂ったあまり、「拉致問題」に他国の情報機関まで引き入れる破廉恥な政治冒険もためらわずにいると非難した。

 また、世界的に公認されている英国の科学雑誌「ネイチャー」と日本の学界が、遺骨分析における誤りを科学的に解明、認定し、「遺骨問題で科学と政治が混同した」という主張が高まったと述べながら、論理が合おうが合うまいが、日本の極右勢力には自分の政治的利害関係しか存在せず、これは日本の疎外と孤立しか招かないと警告した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.6.17]