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朝鮮外務省代弁人 米副大統領の発言非難 「暴政の前哨基地」撤回を要求

 朝鮮外務省スポークスマンは2日、チェイニー米副大統領が朝鮮の最高首脳部に対する妄言を吐いたことと関連し、6者会談が日程に上がっている時に出た副大統領の妄言は、朝鮮に6者会談に出てくるなというのと同じだと非難した。

 スポークスマンは、チェイニー副大統領が6者会談開催に向けた朝米接触が始まった現在に至って朝鮮に対する圧力的な発言をしたのは、6者会談にブレーキをかけようとする彼の下心を表したものだと指摘。朝鮮半島の非核化を平和的に解決しようという朝鮮の立場は一貫しているが、米国が朝鮮の忍耐を弱みと判断して行動するのであれば、そこから生じる禍はさらに深刻になるだろうと強調した。そのうえで、米国は「暴政の前哨基地」発言を撤回し、会談の再開に必要な名分と条件を作らなければならないと述べた。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.6.7]