朝鮮で生物多様性のための保護活動が活発 |
朝鮮で生物多様性保護のための多彩な活動が行われている。 その一環として行われる生態および自然環境保護と保護区管理改善をめぐる科学技術討論会が注目を集めている。8月まで続く討論会は、生態および自然環境保護部部門、保護区管理改善と生物多様性保護部門に分けて行われる。 国際生物多様性の日(5月22日)にあたり記者会見した朝鮮自然保護連盟の安炳召副委員長は、国家の関心のなかで生物多様性保護のための活動が朝鮮で毎年行われているとし、次のように述べた。 2003年4月に採択された内閣の決定により、保護区がより具体的に細分化された結果、自然公園、資源保護区、渡り鳥保護区、天然記念物保護区、歴史遺跡保護区など数百の新たな保護区が設けられた。 生態系保護のために毎年行われる植樹月間と春季と秋季国土管理総動員期間に多くの木を植えている。 絶滅危機・希少種、特産種動物を積極的に保護し、繁殖できる環境をもたらす活動とともに、動物繁殖の科学研究活動にも力を入れて成果を収めている。 国では有用動物保護月間、山火事防止期間、水産資源保護月間なども設定し、国の天然資源を保護する活動に全国が奮い立つようにしている。また、教育と宣伝を通じて生物多様性保護活動の重要性を認識させ、国際的交流と協力を強化する積極的な措置も取っている。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2005.5.30] |