祖平統 光州人民蜂起から25年で弾劾文発表 |
80年5月18日に起こった光州人民蜂起から25年になることに関連し、祖国平和統一委員会(祖平統)は17日、「血の光州は反米を呼ぶ」と題する弾劾文を発表した。 弾劾文は、南朝鮮人民の反米、反ファッショ運動史に輝かしい1ページを占める英雄的な光州人民蜂(ほう)起は、米国の植民地軍事ファッショ統治に反対して老若男女を問わずに全都市が決死抗戦に立ち上がった東方近代史に類例のないもっとも英雄的な大衆蜂起であり、わが民族の強じんな自主精神と高い気概、不屈の闘志を誇示した血の全民抗争であったと指摘した。 また、光州の抗争者は英雄的な闘争で南朝鮮に反米の激しい嵐を巻き起こし、自主化運動の大きな流れをもたらしたが、光州人民蜂起は米国とその手先である南朝鮮軍事ファッショ一味の殺人蛮行によって悲劇的な傷を残したと指摘した。 そして、米国のひ護のもとに南朝鮮軍事ファッショ一味が光州抗争者を「暴徒」と冒とくし、幻覚剤を飲ませた重武装の南朝鮮軍を駆り出して蜂起を流血的に鎮圧したことに言及し、光州を死の都市、血の海にした張本人はまさに米国であると糾弾した。 弾劾文は、このような米国がこんにちも南朝鮮を引き続き占領しているのは民族の恥、悲劇であるとし、次のように強調した。 南朝鮮で5月は闘争の月、反米の月である。 南朝鮮の青年学生と人民は、誇らしい闘争伝統を継いでこの激動の5月に再び反米の噴火口を爆発させ、反米の溶岩を噴出させることにより、光州抗争勇士が遂げられなかった志を必ず成就すべきである。 南朝鮮占領米帝侵略軍は、わが民族の一様な要求どおり南朝鮮から血で染まった手を引き、一日も早く自分の巣くつへ帰るべきである。 われわれは、南朝鮮の青年学生と各階層の人民が光州人民蜂起の時のその闘志、その闘争精神で再度激しい反米の嵐を巻き起こすことにより、米国の軍事的占領と植民地支配に終止符を打ち、自主の新時代を切り開く正義の愛国偉業の遂行において転換的な局面をもたらすものとの確信を表明する。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2005.5.21] |