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朝鮮各地の寺院 北南仏教徒同時法会 「民族の分裂に終止符を」

 朝鮮各地の寺院で15日、「釈迦の誕生日奉祝・祖国統一祈願北南仏教徒同時法会」が行われた。

 同時法会には、朝鮮仏教徒連盟中央委員会と各道、市、郡委員会の教職者、当該寺院の住職と僧侶、信徒が参加した。

 賛仏歌の合唱で始まった同時法会では、礼式に続いて説教と演説が行われ、祖国統一祈願共同発言文が奉読された。

 法会で説教者と各演説者は、歴史的な6.15北南共同宣言発表5周年と祖国解放60周年を迎え、全同胞の統一熱望がいっそう高まっている時に仏紀2549年の仏が降りた日を奉祝するとし、すべての仏教徒は慈悲と平等、和合に関する仏の意を体して民族の分裂に一日も早く終止符を打ち、この地に統一した強盛大国、現代地上浄土を建設するための実践行に積極的に奮い立つべきであると強調した。

 また、米国と反統一勢力の横暴な策動により現在、この地にはいつ核戦争が起きるかわからない極めて先鋭な情勢が生じているとし、北、南、海外のすべての仏教徒は全同胞とともに「わが民族同士」の理念のもとに仏心和合して反米、反戦闘争を果敢に繰り広げるべきであると指摘した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.5.21]