北南当局間の実務会談終了 6月ソウルで閣僚級会談 |
16日から開城で行われていた北南当局間の実務会談が19日、終わった。 実務会談で北側は、北南関係の前途を曇らせる非正常的な事態を打開し、6.15共同宣言の精神に沿って北南関係を発展させていくうえで提起される原則的で根本的な意義を持つ問題について指摘した。 また、南側が昨年7月、民間追悼代表団の平壌訪問を妨げたのをはじめ、北側の根本を否定して体制対決を追求し、外部勢力との共助だけを重視する古い観念から抜け出し、北南関係をわが民族同士の理念と民族共助の原則で発展させていく立場を持つことについて強調した。 実務会談で双方は、共同報道文に合意、採択した。 共同報道文によると、北と南は6.15共同宣言発表5周年を機に平壌で行われる民族統一大祭典行事に、閣僚級を団長とする当局代表団を派遣し、同行事が和解と協力の雰囲気のなかで行われるよう積極的に協力するための実務協議を持つことにした。 また、第15回北南閣僚級会談を6月21日から24日までソウルで行うことにし、人道主義と同胞愛的な立場から協力事業を積極的に推進することにした。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2005.5.21] |