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朝鮮外務省代弁人 「改革すべきはブッシュ政権」

 朝鮮外務省スポークスマンは14日、ライス米国務長官が12日に行われたCNNとの対談で、朝鮮の制度について「恐ろしい政権」であり「改革」しなければならないと述べたことに対し、朝鮮中央通信社記者の質問に答えた。

 スポークスマンは、無分別な妄言を通じて、彼女自身が「主権国家」と認めるなどと言ったことがすべて、「制度の転覆」企図を隠し、世論を欺くための術策であったということを自ら暴露しただけであると指摘。ブッシュ集団が今まで口癖のように唱えていた「侵攻の意思はない」という発言に全く相反するものであり、われわれに対する軍事的侵攻の企図をそのままさらけ出したものであると非難した。

 また、真に全面改革し、交替すべき対象は世界的な暴政政権であるブッシュ集団であると述べながら、ブッシュの新保守主義集団が権力の座に就いてから世界が血の海と化し、騒々しくなったということについては誰も否認できないと強調した。

 そのうえで、1994年の朝米基本合意文も他ならぬブッシュ政権が破棄した事実を具体的にあげ、ライス国務長官のすべての発言は、彼女が朝米関係史を知らない無知であるのか、さもなければうそばかりつく極めて鉄面皮な女性であることを示していると述べた。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.5.17]