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貿易省とUNDPが共催で貿易討論会

 朝鮮貿易省と国連開発計画(UNDP)が共催する貿易討論会が4、5の両日、平壌の羊角島国際ホテルで行われた。

 討論会には、UNDPをはじめとする国際機構の代表、マレーシア、シンガポール、ドイツ、英国、オーストラリアの貿易専門家、駐朝UNDP代表部のアブ・セリム代理代表、経済・貿易参事団のメンバーが参加した。

 国際機構協力総局の金明徹総局長は開幕の辞で、今回の貿易討論会が対外貿易を改善し、貿易の効果を高め、国際標準貿易方式を理解してアジアをはじめ世界各地域の貿易発展すう勢を把握するうえで役立つであろうと指摘した。

 セリム代理代表は演説で、今回の討論会が朝鮮と国際機構および各国の貿易専門家が互いの実践的経験を交換する有意義な契機になるとし、貿易と対外経済を発展させるうえで協力関係を樹立することが重要であると指摘。UNDPはより多くの対話と討論会を通じて協力を強化し、朝鮮をはじめ広範な国際社会と引き続き協力していくと述べた。

 続いて、李明山貿易次官は演説で、朝鮮の貿易発展のため積極的に協力したUNDPに謝意を表し、朝鮮政府は自主、平和、親善の理念のもとでわが国に友好的に接するすべての国と貿易、経済関係を発展させていくことを一貫した政策としていると指摘した。

 そして、われわれは今後、対外貿易活動をより活発に行い、豊富な原料資源に依拠して需要の高い2次、3次加工製品の質を世界的水準に引き上げて対外市場を開拓し、先進科学技術を取り入れて世界各国との貿易、経済関係を絶えず発展させていくと強調した。

 演説に続いて討論が行われた。

 討論会では、朝鮮の貿易政策と法律制度をはじめ貿易の環境と条件、国際的な貿易発展すう勢と各国の貿易経験が紹介され、貿易の手順と方式を改善する問題、貿易と投資の関係をはじめ実務的問題が討議された。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.5.13]