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朝鮮外務省代弁人 「制裁は宣戦布告とみなす」

 朝鮮外務省スポークスマンは25日、米国が核問題を取り上げて朝鮮を威嚇したことで、朝鮮中央通信社記者の質問に答え、朝鮮は、あらゆる制裁を宣戦布告と見なすであろうと警告した。

 スポークスマンは、ライス米国務長官が21日、FOXテレビとのインタビューで朝鮮に対し威嚇的な発言を行ったことに触れながら、ブッシュ政権の言動は、自分たちが失わせた朝鮮の会談参加の名分を整えることには全く関心がなく、自分らの言いなりにならなければ、国連安保理に持ち込み、制裁を加えることによって問題を解決するという強迫であると指摘。6者会談の開催のために、米国は一日も早く「暴政の前哨基地」発言を撤回しなければならないと強調した。

 そのうえで、朝鮮は決死の意志を持って万事に対応する万端の準備ができており、制裁に対処する対応案をすべて用意していると述べた。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.4.28]