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朝鮮外務省代弁人 人権問題悪用なら決定的な措置で対応

 朝鮮外務省スポークスマンは20日、国連人権委員会が14日に朝鮮を中傷する「決議」を採択したことに関連して談話を発表。人権問題が反朝鮮敵対行為のテコとして引き続き悪用されるなら、われわれはそれに決定的な措置で対応するであろうと強調した。

 スポークスマンは、ジュネーブでの第61回国連人権委員会で採択された「決議」は、われわれの制度のイメージを傷つけ、われわれに圧力を加えるために国際社会の一部の不純勢力が以前から手間をかけてねつ造した偽りの資料と毒素条項で一貫しており、政治化、選択性の極致を成していると指摘した。そして「決議」は、制度転覆を目的としていると、その不当性について指摘した。

 また、今回の会議は、世界人権侵害の首かいである米国に対しては一言もなく、西側とは理念が異なり、自主的に進む進歩的な国だけを奇妙にも攻撃目標に選択したと疑問を示した。

 さらに、国連人権委員会がその使命を全うするためには何よりも、論議の焦点を米国に合わせなければならないと主張した。

 スポークスマンは、われわれはとくに、日本が朝・日間にすでに解決された「拉致問題」をジュネーブにまで持ちこんで「決議」に含め、反朝鮮騒動に血道を上げたことに対してしっかり計算すると指摘しながら、特大型反人倫犯罪で血塗られた過去に対して明白な謝罪も、清算もしていない日本は、人権問題を論じることはおろか、道徳と信義を備えた国際社会の責任あるメンバーになる資格もないと非難した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.4.23]