top_rogo.gif (16396 bytes)

祖平統代弁人 「5029−05」など北侵戦争シナリオ白紙に戻すべき

 祖国平和統一委員会(祖平統)スポークスマンは17日、米国と南朝鮮の好戦勢力が最近、既存の北侵作戦計画を具体化した「作戦計画5029−05」を新たに作成したのと関連して談話を発表し、要旨次のように指摘した。

 南朝鮮、米国「連合軍司令部」は、「作戦計画5029−05」を2005年までに完成することにし、昨年、計画樹立のための合同軍事会議とコンピューターによるシミュレーションなどを数十回行い、これに基づいて米軍側が「作戦計画」の草案を作成し、今年初から南朝鮮軍部と本格的な検討の段階に入ったという。

 注目されるのは、今回作成した計画が従来の「作戦計画」とは異なって朝鮮半島で戦争状況を意図的に作り、軍事衝突を主動的に起こすことを基本目的にしている危険極まりない戦争計画であるということである。

 米国が「6者会談」だの、「核問題の平和的解決」だの、「北を侵攻する意思はない」だのとけん伝するのは、内外の世論を欺く空言に過ぎず、わが人民が選択した思想と制度を圧殺しようとする米国の本心には少しの変化もないことを示している。

 強力な自衛的武力を備えたわれわれには、米国とその追従勢力のいかなる武力挑発も断固と懲罰することのできる万端の準備が整っている。

 米国と南朝鮮は、反朝鮮敵視政策を中止し、無謀な北侵戦争シナリオをすべて白紙に戻すべきである。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.4.21]