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鳥インフルエンザ防疫を強化、焼却処分も

 8日発朝鮮中央通信によると、朝鮮で鳥インフルエンザの防疫活動が強化されている。

 国家獣医非常防疫委員会の盧斗哲委員長によると、全国的に約200の各級獣医非常防疫委員会が組織され、すべての家きん部門で鳥インフルエンザ予防薬の緊急接種を行っている。

 とくに、発病地域の養鶏工場では、国際獣疫事務局(OIE)が定めたマニュアルに準拠して鳥インフルエンザにかかった鶏を焼却処分した。

 養鶏工場の周辺の交通が遮断され、外部からの出入が禁止され、血清診断キットを利用して陽性と認められる棟の鶏は群れ全体を焼却処分している。

 農業省獣医専門家は、国連食糧農業機関(FAO)が派遣したメンバーと共同で診断に必要な標準血清、抗原、血清診断キットに準じて4日から鳥インフルエンザの再確認を行っている。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.4.12]