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活発に行われる黄砂被害防止活動

 3月28日発朝鮮中央通信によると、黄砂被害から人民の健康を保護し、良い生活環境を与えるため、気象水文局、国土環境保護省、保健省は「2月17日科学者、技術者突撃隊」を組織し、この活動を力強く推し進めている。被害を極力減らすため黄砂現象を予報して分布地域と移動経路を明らかにしている。

 各級の保健医療機関では、黄砂現象により人々に生じる気管支疾病と目の病気、皮膚病などを適時に掌握して治療する対策を講じ、健康検診と予防治療活動を強める一方、すべての住民がマスクと防護メガネをはじめ携帯機材を備えて利用するようにしている。

 人民経済の各部門ではとくに、人々の健康と農作物、家畜、そして科学研究機関の精密設備、器具、試薬、電子、オートメ化設備と各種の運輸機材を黄砂から守る活動に大きな関心が寄せられている。

 朝鮮では3月17日に今年初めて黄砂が観測され、平壌地方には1平方キロメートル当たり平均1.6トン積もった。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.4.8]