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平和擁護委 「核戦争危機の元凶は米国」

 朝鮮平和擁護全国民族委員会(平和擁護委)スポークスマンは3月30日、米軍の原子力潜水艦ロサンゼルスが最近、南朝鮮の鎮海海軍基地に極秘に入港して朝鮮に反対する侵略戦争演習に参加した事実が露になったことに関連して、次のように談話を発表した。

 情勢が先鋭な時に先制核打撃手段である米軍の原子力潜水艦が朝鮮半島の水域で北侵戦争演習を繰り広げたのは、核問題を口実にして任意の時刻にわが朝鮮を攻撃するための侵略的企図から発したものであり、朝鮮半島の平和と安全を重大に脅かす許し難い犯罪行為である。

 朝鮮半島に核戦争の危険を招く元凶は米国であり、核問題を先鋭に引き起こし、その解決を妨げる張本人も他ならぬ米国である。

 今回の原子力潜水艦寄港事件が示すように、米国がわが朝鮮に対する軍事的攻撃企図を公然と露呈している以上、われわれは民族の自主権と国の最高利益を守るために核兵器庫を引き続き増やしていかざるを得なくなった。

 一方3月29日、朝鮮反核平和委員会(反核平和委)スポークスマンも同様の談話を発表した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.4.8]