南朝鮮米第2師団に新型ミサイル配備 北侵シナリオ、実行段階 |
祖国平和統一委員会(祖平統)は1日、米国が昨年末、新型地対地ミサイルのATACMSブロック2型とATACMSブロック1A型を南朝鮮駐留米第2師団に新たに数十基配備したことに関連して書記局報道第898号を発表し、次のように指摘した。 当委員会は、南朝鮮に対する米国の新型ミサイル配備策動を、わが朝鮮を軍事的に圧殺するための核戦争準備策動、朝鮮半島の緊張をさらに激化させ、情勢を戦争の瀬戸際に追い込む危険極まりない軍事的挑発行為であると断固と糾弾する。 諸般の事実は「イラクの次は北朝鮮」だと騒ぎ立ててきた米国の北侵戦争シナリオが、危険ラインを越えて実行の段階に入っていることを実証している。 わが朝鮮を力で圧殺しようとする米国の企図が明白になった以上、わが軍隊と人民は自分の思想と制度、自主権を守るため、いっそう強力な自衛的措置を取らざるを得ない。この地で戦争を起こそうとする米国の挑発が悪らつになればなるほど、われわれは先軍の旗じるしをさらに高く掲げて自衛の核兵器庫を増やし続けるであろう。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2005.4.7] |