新型の風力揚水ポンプを導入 |
3月23日発朝鮮中央通信によると、最近、各地で新型の風力揚水ポンプが広く導入されている。 黄海南道のクァイル郡をはじめ西海岸の各地域で住民用飲料水、工業用水と農業部門などに風力揚水ポンプを導入して大きな実利を得ている。 電気をまったく必要としないこの風力揚水ポンプは、風によるブレード(羽根)の回転運動をポンプのピストンの垂直往復運動に転換させ、数十メートル以上も水を汲み上げることができる。ポンプの出力は、風速と羽根の直径に自乗比例して水量が多くなり、高く水を汲み上げる。 このポンプは、科学院自然エネルギー開発利用センターが研究、開発したもので、現在、電力状況が困難な国の現状に即して、自然エネルギーを効果的に利用する研究にいっそうの力が注がれている。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2005.4.4] |