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全国に280キロの自然流れ式水路形成

 3月20日発朝鮮中央通信によると、朝鮮ではこの数年間に全国的に280キロメートルの自然流れ式水路が新しく形成された。

 河川と貯水池から田畑へ自然の流れに沿った水路が張り巡らされたことにより、潅漑でそれまで使用されていたモーターとポンプ、変圧器など数百台の揚水設備と動力を使わなくても1万7000ヘクタールの田畑に水を十分に供給して農業を安全に営めるようにした。

 咸鏡南道では、北青郡甫川1段水路、徳城郡車書川水路、ジュンジャン川水路をはじめ88キロメートルの自然流れ式水路を新しく形成した。平安南道でも价川−台城湖水路支線工事を進める一方、昨年の秋から数カ月間に甑山郡新興支線水路、林成支線水路工事と粛川郡松徳里、金豊里、検山里などの水路工事を終えて56キロメートルを新たに建設した。

 黄海北道では銀波郡江安里6支線水路、新渓郡海浦幹線水路をはじめ40キロメートルの新しい水路を形成し、揚水設備と動力を利用しなくても数千fの田畑に用水を送れるようになった。黄海南道では海州市ジョンジン水路、苔灘郡柳亭海岸水路、載寧郡銀波湖1号支線水路工事などを行い、この2〜3年の間に40キロメートルの自然流れ式水路で3000余ヘクタールの田畑を潤している。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.4.1]