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朝鮮教育文化職業同盟 歴史教科書わい曲を中止すべき

 朝鮮教育文化職業同盟のスポークスマンは22日、日本反動層の歴史教科書わい曲策動を糾弾する談話を発表した。

 談話は、日本反動層の歴史わい曲策動を罪悪に満ちた過去を覆い隠し、その清算を回避しようとする卑劣な術策であると同時に、軍国化を推し進め、わが国に対する再侵略野望を実現しようとする凶悪な下心から発した許し難い犯罪行為として断罪し、次のように指摘した。

 日毎に露骨になる歴史教科書わい曲策動は危険な段階に至っている軍国主義野望と再侵略策動の集中的な発露であり、その延長である。

 歴史は、誰かがわい曲するからといって変わるものではなく、覆い隠すからといってなくなるものでもない。日本の反動層が歴史わい曲策動に執着するほど、自分らの侵略的野望をいっそうさらけ出すことになるだけである。

 日本の反動層は、歴史をわい曲し、過去の犯罪を覆い隠そうとしても罪悪で塗られた過去を隠すことができないし、過去の清算責任を免れることができないということをしっかり認識し、無謀な歴史教科書わい曲策動を直ちに中止すべきである。

 労働新聞23日付は、「対朝鮮侵略野望が骨髄に徹している輩の妄動」と題する署名入りの論評で次のように強調した。

 日本反動層の歴史わい曲策動は、朝鮮民族の尊厳に対する耐え難い冒とくである。

 日本反動層の悪らつな歴史教科書わい曲記述は、過去の日帝の朝鮮侵略と占領の罪過に対する正当化策動であり、朝鮮再侵略を狙った挑発である。

 もっとも危険なのは、歴史教科書わい曲策動を日本の与野党の政治家と財界、言論界がこぞって政治、財政的に積極的に後援していることである。これは、歴史教科書わい曲策動が幾人かの極右分子に限られた問題ではなく、日本政府の黙認、ひ護のもとで強行されている組織的かつ計画的な過去の罪悪隠ぺい、過去の清算回避策動であり、対朝鮮敵視圧殺政策の所産であることを実証している。

 日本の反動層は、歴史わい曲、領土強奪、再侵略策動を直ちに中止すべきである。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.3.29]