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水資源を積極的に保護、管理

 朝鮮で「世界水の日」(国連水の日、3月22日)に際し、多様な活動が行われている。

 人間の生活になくてはならない水に関する問題は、21世紀の人類にかかわるさまざまな問題の一つであるので、社会的な関心が集中している。

 朝鮮自然保護連盟中央委員会では、「世界水の日」に際して新聞、テレビ、ラジオを通じて人間の生活における水の重要性とその保護、管理に向けた内容で大々的な宣伝活動を行っている。

 最近、同連盟は科学者、研究者、教師、行政・経済機関の活動家、当該の専門家の参加のもとに平壌の大同江流域を科学的かつ合理的に管理し、効果的に利用するための対策と方途について、水保護協会と山林保護協会の連合討論会も行った。

 国では久しい前に水資源法を採択し、水資源の合理的な利用のため一滴の水も無駄に海に流れ込まないようにする原則を一貫して堅持している。

 春と秋の国土管理総動員期間に河川の整備に力を集中し、すべての水資源が飲料水、工業用水、灌漑用水として効果的に利用されるようにしている。

 いたる所に建てられている大規模および中小規模発電所と共に人造湖、貯水池が生まれて水資源もさらに豊かになっている。

 注目されるのは、近年活発に行われている人造江の建設である。

 大自然流れ式水路である150余キロの价川−台城湖水路は、2年間で1億立方メートルの大同江の水を灌漑および工業用水にあてたし、近く白馬−鉄山水路工事も完工して北西部地域の田野を潤すことになるであろう。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.3.28]