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朝鮮のメディア 合同軍事演習を非難

 労働新聞19日付は論評で、米国が南朝鮮で同日から「フォールイーグル」合同軍事演習と「連合戦時増援演習」を統合して繰り広げていることを糾弾した。

 論評は、朝鮮半島の「有事」を想定して南朝鮮と米本土、海外駐屯米軍の精鋭部隊と空母キティホークをはじめ核打撃集団が大量投入される今回の戦争演習は、その性格と規模、内容において徹頭徹尾、北侵のための核戦争演習であると指摘した。

 また、とりわけ重大視せざるを得ないのは、わが朝鮮が朝米核問題を対話を通じた平和的方法で解決し、こう着状態にある6者会談にも条件が整えば参加するという原則的な立場を明らかにし、対話の相手を否定する暴言を撤回して信頼すべき誠意を示すべきだというわれわれの要求に、米国が狂気じみた大規模核戦争演習で応えたことであると強調した。

 朝鮮中央通信も18日の論評で、朝鮮人民の自主的選択を否定し、朝鮮の「制度転覆」だけを追求している米国の極端な敵対企図に対処してわれわれは、核兵器庫を増やすことを含む必要な対応措置を積極的に講じていくと強調した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.3.25]