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价川−台城湖水路により地域の水需要を充足

 14日発朝鮮中央通信は价川−台城湖水路が現在、その威力を余すところなく発揮している、と以下のように伝えた。

 われわれの設計、われわれの技術、われわれの力によって短期間に完成された价川−台城湖水路がしゅん工してから昨年まで2年間の農業が営まれた。

 この期間、价川−台城湖水路で水量を毎年計画的に増やして総量1億立方メートルの大同江の水を平安南道と平壌市の10余の市、郡に灌漑(かんがい)および工業用水として送った。

 かつて、この地域に必要な水を送るためには数百カ所にある500余台の揚水機を年間6万キロワット以上の電力を消費してフル稼働させなければならなかった。しかし今は、价川−台城湖水路の完工によって自然流れ式による灌漑システムが形成されて揚水機や電力をまったく使わずにこの地域の水の需要を充足できるようになった。

 必要量に合わせて取水門を調節すれば、大角青年ダムに貯められた大同江の水が水路にそって台城湖をはじめ20余の貯水池を満たし、直接、需要地まで流れる。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.3.22]